馬券購入哲学 君たちはどう買うか

2023年9月、ついに馬券の真理に到達したような思いがした。これまで考えてきたことを振り返りながら、今後の馬券に対する考え方をまとめていく。

 

 

 1月→予想に殉じて三連複を購入して惨敗

2月→こうじシステム導入。波乱も少なくトントンで収束。まあ当たるけど、なんだかなぁ・・・

 

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3月→自分の予想100%全ぶりで絞って買ったら、まったく当たりませんでした(笑)

 

 

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4月~→結局人気から三連複流すのが一番効率がええんちゃいますか?(正解)

 

ほぼ正解に近い買い方

 

 

 

点数を広げてもいいことはないぞ?という指摘。ただこれはあくまで予想に殉じて買うならそうなる、ということ。

 

sosowsp.hatenablog.com負けを恐れずロマンを追い求めると誓った・・はずだが?

 

 

 

sosowsp.hatenablog.com複雑すぎた。

 

 

sosowsp.hatenablog.comこういうのがやりたいんだよ(真理)

 

sosowsp.hatenablog.com結局この発想しかないんですよ(後述)

 

本題 ~君たちはどう買うか~

 

①馬券を買って当てるのが好き>予想して当てるのが好き

これは裏を返せば、当てることのうれしさより外れることの不愉快さが勝ってるんだよな。もう競馬やめた方がいいぞ?という感すらあるが、好きだからやめれねえんだよな(ギャン中)まあストレートに言えばギャンブルが好きなんだわ。うーんこれは・・血統でしょうな。父系から受け継いだクズの血が騒いでるんンだろう。まあ酒タバコ女をやるより幾分ましだし、借金こさえたりなんたりしない程度ならいいと思うぜ。何かに金を突っ込まないと気が済まない、そういう性分なんだろうな。それは理屈じゃないんだよな。血のロマンだ(震え声)。もっと詳しく言うと

実父=ガチクズ

じいさん=真面目人間

ひいじいちゃん=遊び人

そんな感じだったらしい。

ワイはじいちゃんの隔世遺伝と思われていたが、本質はクズであることは否定しがたい。金に関しては、くすねたり浪費したり、なかなか不誠実な行いをしてきた。よくないことだが、それが自分という人間の本質だ。

 

自分がどういう人間かをしっかり理解してギャンブルに取り組むことはすごく大事なことだ。

 

②ギャンブルはギャンブル、スポーツとして別で楽しむ

競馬は楽しいか?楽しいぞ。毎週メインレースがどうなるか、ワクワクしながらいろいろと予想を巡らせる。そしてその形を馬券にする。いいじゃん。でも形にするのはちょっぴりでいい。だって形にすればするほど自分が欲しい当たりからドンドン遠ざかっていくのだから。競馬がギャンブルである以上、必ず勝ちたい。ただレースはスポーツとして純粋に楽しむ。両者を密接に交わらせることも、大きく切り離すこともしない。適度に距離を保ちつつやるのがすてき。

 

③で、結局プラスになるには「上振れ」以外なし

運ゲーってやったことあるかな?結局勝つときは「運が良かった」負けた時は、「まあ今回はついてなかったな」それ以外ないんだよね。世の中全てそうじゃん。容姿も中身もほとんどすべて運みたいなもんだろ。それを自分でどうこうすることに意味を見出すのもいいけど、どうこうしないことも全然ありでしょ。柔軟に考えるだ。

 

④固定した買い方で常にメンタルを高く保って継続

今まで生きてきた中で一番大事なことは「継続」の2文字。なにをなすにしても、継続しないことに成功や喜びや楽しみなんてありえないんすね。じゃあどうしたら継続できるか?それを考えないと。それは「成功」である。矛盾が生じるが結局「成果なき継続」なんてのは絵空事。体重や見た目の変動のないダイエットなんて誰が続けられようか。

 

⑤なんで外れるかって?予想するからに決まってるじゃん

予想しなかったら外れないんだから当たるに決まってるよ。毎回予想した結果、△の馬が爆走するだから、予想しなきゃいいんだよ。

 

 

⑥つまり、予想せずに当て続け上振れを待つ 

そんだけ。面白いのそれ?面白いぞ。ギャンブルは勝つこと以外に1ミリも価値なし。自分の予想で絞って当てて勝つのもただ上振れてるだけだからやってることは一緒じゃんか。で、それはウマウマの実の全身競馬人間にのみ許される行為。自身のあるファクターすら決めれないトーシロがやって当たると思ってるとか、バカなのかな?

 

 

 

三連複出目考察

以下、各出目をゾーンに分けて、それぞれどう買うべきかを考える。

 

※以下Xの値は真ん中の数値よりも大きいものを差す。

(1-2-XのXは3以上になる)


1-2-X考察

 

まず結論から話すと1番人気2番人気3番人気で決まる馬券を購入する理由はない。単に目の前の1レースを当てて儲けるために買う分は悪い話ではない。的中率も222レースで5%あるので、当たりやすいは当たりやすい。しかしシステムで購入する上で年間買い続けると100%負けが確定する。では1-2-Xで買い続けるべきXの範囲になるのは何か?集計をした結果、基本的に人気薄が来る上振れ前提で購入すべき買い目であることが判明。5番人気から10番人気は的中12%と10回に1回以上というかなりの高頻度で発生しているもののベタ買いした回収率は100%を切っている。これは結局配当がハネることがない買い方なので、いわゆる上振れる要素のない買い方になる。長期的視点で購入する上で、上振れる可能性を秘めた馬券を購入すべき。

 

結果、1番下の7-13番人気と7-10番人気の中間的馬券、つまり7-10番人気はベタで購入して、11番人気以上から0頭・1頭もしくは2頭を選択する400円~600円の購入が予想を少し反映しつつシステム買いできる買い方と考える。



1-2-X 結論

①7番人気~10番人気の馬をベタ買い

②11番人気以上の馬から買いたい馬がいる場合最大2頭まで加える。

③年間投資資金は

400円~600円×129レース=64500円

上振れた場合の回収予想値は87075円(135%)

中予想率は7~10%と想定。




 

つづいて1-3ーXの考察

 

個人的にかなり驚きな結果になった。的中率はそこまで低いわけではないが、上振れるケースがほとんどない。これは今後発生する可能性は十分あるものの現状の結果からだけで言えば、ベタで買い続けてプラスになる可能性がある買い方が一切ない。結局上振れる買い目がどこに存在するか?を考えるだけだが、一番マシなのは7番人気以上のところで、買い方としてはやはり1-2-Xと同じようになるだろう。ただベタ買いでプラスにならないということは買うべきではない、と考えるのがベターか。ルールに則った買い方だと4番人気から10番人気になるが、そこを買い続けても年間80%にも満たない現状。10回に1回位以上は発生してしまうものの、高配当は期待しづらいので、もっと期待値がとれる買い目に回す方がギャンブルとしては正解か。



1-3-X 結論

①現状は購入する必要のない買い目

②先の1-2-Xで選択した10番人気以上の穴馬とだけ絡めた三連複を1点か2点購入するのは悪くない。つまりシステム買いではなく予想買いで勝負する、ということ。買っても買わなくてもここは気にしないようにする。

③予算は0円から200円になる

 

 



1-4ーXの考察

ザ・上振れ祭り。まず1-4-5が1回も出てない謎。そのくせ1-4-6はバカみたいに出てる。確率収束ならこれから1-4-5がわんさか出てくる可能性にも・・しかしその場合の平均配当はいくらぐらいか?おそらく4000円前後だろうか。ここは統計通りに6番人気から10番人気の500円は全レースベタ買いで問題なし。それ以上の買い目は先のルールと同様にする。1-4-5は現状出ていないので、あえて買わない目として1年間試してみるのも面白い。



1-4-X 結論

①6番人気から10番人気までの500円ベタ買い

②11番人気より上は先の通り買いたい予想に殉じて購入③予算は500円から700円

 

 

 

 


1-5ーXの考察

まず出目があまり発生していないために回収率はすこぶる悪い。ただ直近で言えば、北九州記念ローズSで高配当が出ており、この2レースだけで年間プラス確定。つまり払い戻し額が高くなりやすいためベタで買っておいても上振れる可能性が高い。ただそこまで確率は良くないので、6番人気を切って7番人気から10番人気までベタ買いがいい。

 

1-5-X 結論

①7番人気から10番人気までの400円ベタ買い。






1-6ーXの考察

222レースでわずか2回。1%ない確率のレースに毎回400円投入して今後プラスになる確率はどれくらいなのだろうか・・・?7番人気8番人気が絡んだときは1回もないため、万馬券になるかも不明。この範囲で年間5回万馬券が的中しないとプラスにならないと考えれば、シンプルに買わない、という風にしてもいいだろう。

1-6-X 結論

①買う必要はない。事故扱いで問題なし。年間プラスになるようなら考える。

 

 

 

 

 


1-7ーXの考察

出現した3通りはそれぞれ11番人気12番人気13番人気と人気薄のみ。今後8番人気9番人気10番人気が絡んでくれば回収値も見込めるが、やはり出ずらい目には変わりないと見る。ここもやはり事故扱いとしてカウントすべきだろう。

 

1-7-X 結論

①上と同様。買う必要はない。事故扱いで問題なし。年間プラスになるようなら考える。

 

 

1-8以上-X 結論

買うべきではない。詳細な数字は割愛し出たケースだけまとめると

これをシステムで全て当たるように買うとすると

1-8-X=700円(9番~15番人気流し)×222=155400

もうファルコンSの時点で収支はマイナスが確定。以下プラスになる要素なし。やはり競馬は高配当の方が出目が多い、の原則通りの結果だ。これはシステムでとれるようなものではなく、事故として処理するべき。

 

 

 

1番人気が絡む三連複結論

1-2-X買い目

7番人気~10番人気の馬をベタ買いし、11番人気以上の馬から買いたい馬がいる場合最大2頭まで加える

予算 400円~600円

 

1-3-X買い目

11番人気以上の馬から買いたい馬がいる場合最大2頭まで流す

予算 0円~200円

 

1-4-X買い目

6番人気から10番人気までの500円ベタ買いし、11番人気より上は先の通り買いたい予想に殉じて購入

予算 500円~700円

 

1-5-X買い目

7番人気から10番人気までの400円ベタ買い。

予算 400円

 

1-6以上-X買い目

買う必要はない。年間を通じて安定してプラスになるような買い目がない

 

予算 0円

 

合計予算=1300~1900円

的中した時にこの1900円を絶対に下回ることがない買い目しかない、というのが重要で、おそらくルール通り買えばないだろう。ルール上の買い目で過去一番安かったのが、きさらぎ賞だが、小頭数なので適用範囲外。多頭数だとほぼ3000円以上になるので、無駄な買い目は少ない。結局1番人気がくる、ということは基本的に配当妙味は薄い。しかし複勝率の高い1番人気を嫌えばそれだけ的中にありつける確率は下がっていくので、1番人気を美味しく料理するための買い目を考え、的中と回収のバランスを考慮しつつ、さらに自分の予想を少しだけアクセントとして取り入れられるようにくんだ。

 

 

 

2-3ーXの考察

 

9番人気10番人気が来ても確定で万馬券にならない、ある意味では上振れ要素の少ない馬券。ただ的中率はそこそこ担保されているので、美味しいところだけとれるようにしてあげたい。配当がハネる確率が極端に少ない2-3-4は切ってしかるべきで、5番人気から8番人気までを抑える400円固定で遊ぶべき。

 

2-3ーX 結論

①5番人気から8番人気までの400円ベタ買い

 

 

 2-4ーXの考察

直近で2-4-9が2回出るなどクッソ上振れしてデータ的にどうか?と思われるが、その2レースを抜いた5番人気から8番人気まででも大きなプラスとまさにホメオスタシスの核とも言うべき買い目。過去2-4-10はいまだ来たことはないが、2年に1回くれば十分プラスにはなるので抑えておいてもいい。ここは脳死で5番人気から10番人気を抑えておくべき。2-4-5でも十分な配当が見込めるのも強み。

 

2-4ーX 結論

①5番人気から10番人気までの600円ベタ買い

 

 

 

2-5ーXの考察

2番人気と5番人気最強理論。ホメオスタシス真の核。まさかの15番人気までベタ買いしてもプラスになる病気。あたおか。どう買ってもプラスになるので、買い方が難しいが、金額を抑えつつ最大値を狙うなら、大穴2頭追加の方法をこの買い目に追加するのが良さそう。

 

2-5ーX 結論

①6番人気から10番人気までのベタ買い

②11番人気以上の馬は0頭~2頭選んで追加する。

③予算500円~700円

 

 

2-6ーXの考察

さすがに出現率はかなり低め。100回に2回あるかないかなので、上振れるかどうかで結果は大きく変わる買い目。ただ上振れれば配当はかなり見込めるので、常に買っておくべきだと考える。年間を通じてマイナスになっても、次の年には回収できるかもしれない。それだけ長期的な視野が必要になってくる買い目だ。

2-6ーX 結論

①7番人気から10番人気までのベタ買い400円

 

 

 

2-7ーXの考察

出現数3レース。最近だと2-7-10で6万馬券新潟記念が印象的だ。ただ配当に大きな差が出るのでサンプル数の少なさから回収率という面から推測するのが難しい。ぶっちゃけ高配当が欲しいなら買うべきだが、ただ回収率的中率を機械的に維持するのに必要な買い目とは言いづらい。ただ逃した時の精神的なダメージを緩和するのに毎レース300円支払い続けるのが得かどうか。年間4万近くのサブスクとして機能するか?よく考えるべきだ。

2-7ーX 結論

①現状は見送り。今後の研究待ち

 

2-8以上ーXの考察

2-8以上ーX 結論

事故事故&事故。システムで取ろうなんてのは甘いよ

 

 

 

2番人気が絡む三連複結論

2-3ーX買い目

5番人気から8番人気までの400円ベタ買い

予算400円

2-4ーX買い目

5番人気から10番人気までの600円ベタ買い

予算600円

2-5ーX買い目

6番人気から10番人気までのベタ買いで、11番人気以上の馬は0頭~2頭選んで追加する。

予算500円~700円

2-6ーX買い目

7番人気から10番人気までのベタ買い

予算400円

 

合計予算=1900~2100円

 

つまり1レースあたりの購入金額は

1番人気が絡む=1300円~1900円

2番人気が絡む=1900円~2100円

3200円~4000円の間で全レース組む

 

システム買いするレースルール

①ダート重賞は対象外

理由としてはトラックバイアスが薄い、実力馬が実力を発揮しやすいという条件でトータルとしてはねるレース数がすくなく、かつ人気2頭プラス二桁人気が来たりするなど上手く獲りきれるレースが少ない。よってダート重賞は全て予想して馬券を購入するべき。

②10頭以下のレースは対象外

こちらも上手くシステム買いではねるレースが極端に少ない。よって少頭数は予想を取り入れて馬券を購入するしかない。ただきさらぎ賞札幌2歳小倉2歳と普通に買えばプラス収支になるので、無理する必要はない。

 

 

まとめ

11頭~18頭立ての芝平地重賞にのみ適用する

 

ちなみに3200円モードで今年の該当重賞を購入した場合の実績は以下のようになった。

実際これはかなりの上振れが発生していると思われるが、重要なことを改めて最後に

どんな結果になろうとも、

1000000%自分で予想して馬券を買うより当たるし回収率もいい

 

 

 

今回のまとめ

①全自動馬券構築システム「ホメオスタシス」を作成。ルールに沿って馬券を購入する。予想を反映させる部分は11番人気以上の穴馬でどうしても買いたい馬がいる場合のみ2頭までは追加してもいい。

②ただ大事なことは、自分が来ると思った馬はだいたい来ない説、という逆転の発想から生み出された馬券であるということ。言い換えれば、人気馬出ない限り自分が狙った馬が来るか来ないか?の2択だった場合、来ない方が圧倒的に多い。なら予想をしない方が当たる確率は格段に上がるよね?というお話。

③予想なりなんなりは結局各個人がやるべきことであり、自分がすべきことはレースを客観的に楽しむことである。馬券を手にしていれば、外れた瞬間に楽しめなくなる。買ってない馬が明らかに来ていれば、もうヒエヒエになっちゃう。毎週末の風物詩だ。自分は重賞レースを観戦するのが好きで、なおかつギャンブルも好きだから両方やる。でも自分の予想では買わない。これは大事にしたいマインド。

機械的に買うことで、自分を責めることもなければ、嫌になることもない。たとえ負けが続いてもなにも自分は悪くないし、レースは楽しいからセーフ。ただドキドキ感は十分に味わえて、あまりお金が減らないなら、これに越したことはないだろう。

⑤余計な買い目を増やすことは決してプラスになることはないので、これ以外での馬券の購入は一切しない。レート調整はあくまでこの買い目の中でのプラスレート。例えばダイエットボーナスを使用するにしても全体のレートを均一に上げるべき。どこかに振り分けるのはあまり適切ではない。

⑥今回システムを導入しないとした、ダートと少頭数のレースは堅めのレースにおける買い方になるので、点数の調整が必要になる。まだまだサンプル数が少ないだけに今後やっていく中で傾向が見えればシステム化していきたいが、現状は同程度の予算で買い目を絞って勝負するような形でいい。三連複多点買いでの高配当は狙いづらいので、3連単の導入など当たった時に大きく儲かるような買い方を探求すべきだ。