2023年重賞区分分け

はじめに

24年はハーパー対タバスキーの◎の三連複対決を1年間予算30万円以内で楽しむという明確な目標を打ち立てた。その性質上、レース前に3連複を基準としたレースの外観を予想しておく必要性を感じたので、それぞれのレースの区分を考えることとした。

 

①ハーパー

1番人気2番人気がどちらも、もしくはいずれかが馬券内に好走し、残りの馬券内に3番人気から7番人気の馬が入るパターンを『ハーパー』とした。

(馬番は人気と考えてくれ)

23年出現回数71回で55%を占めた

 

 

②シランケド

前回記事参照で、1番人気2番人気のいずれか、もしくはいずれも馬券内の時、穴馬(8番人気以上の馬)が1頭だけ馬券内に突っ込んでくるパータン()を『シランケド』と名付けた。

テレビの前で「いや、シランケドぉ」と叫んだ馬券親父は数億人とも言われているとかなんとか。シランケド。

(馬番は人気と考えてくれ)

23年出現回数37回で28.6%。実に3回に1回近くの割合で出る。ハーパーを合わせると実に85%近くがこの組み合わせ。1番人気2番人気のどちらか1頭でも馬券になる確率とかなり近似している。

 

 

③高松

ぶっちゃけ一番最初にこの組み合わせで思いついたのがこのレースだったので、とりあえず『高松』でいきたい。

 

一番人気もしくは二番人気ー穴馬ー穴馬の決まり方

 

わずか6レース。発生確率は4%。むしろこんだけレースが壊れててよく人気馬が好走してますねって感じ。ただ人気を軸にして拾える可能性がある点ではまだ可能性を感じる区分にはなる。毎回こんなの狙ってたら大火傷するが、波乱の気配を感じた場合はぜひ狙ってみたいのが『高松』

 

 

④事故⑤大事故

ここからは1番人気2番人気がともに馬券外にふっとぶ単勝馬券親父やらかしレースである『事故』の解説。こんかいこの区分を『事故』『大事故』の2つにわけてみた。

 

事故→5番人気以下の馬が馬券内

10回発生で確率7.7%

 

大事故→6番人気以上での決着

5回発生で確率3.8%

トータルで15回発生の11.6%

 

 

こうしてみると、事故の場合は中々事前には予測がしづらい。何故ならそれらのレースの大半が事前にこの馬が人気の中心になるだろう、と予想されていたレースだからだ。そういうレースの場合、順当に人気馬が走るケースが多く、そうでない場合は2番人気が踏ん張る、というケースが多かった。つまり、言い換えれば2番人気が踏ん張れなかったレースという言い方もできる。反対に『大事故』は明らかに混戦ムードで、どの馬が人気を集めるのか事前には検討もつかないレースが多い。どの馬にもチャンスがありそうだったり、枠だけで人気決まってね?みたいなレースも多く、毎年波乱傾向のレースも多数。

 

 

まとめ

今年は事前に過去の傾向とメンバー構成から、どの区分におさまるかを予想してみたい。その予想に基づいた馬券の組み立てをしていけば、どの程度の買い目がいいのかの指針になると思う。今年はその区分予想の的中率も出してみたい。おわり。