9/3(日) 小倉2歳S 予想と結果

全体予想

過去10年ハーパー成功率60%と1番人気2番人気の信頼度は低い。ただ3番人気まで消えた昨年はレアケース。2年連続で・・と思うので基本は3番人気以内は1頭で馬券を組みたい。

頭は比較的堅めだが2着3着はどっからでもくるような感じか。10番人気以下も4頭来ている。

7月デビューの牡馬=アスクワンタイム  ビッグドリーム メイプルギャング

8月デビューの牝馬=セイウンデセオ テイエムチュララン フォルテローザ

まあこんだけおったら1頭くらい勝つだろっていう、ね。

 

血統傾向

サンデー系>ノーザンダンサー系>ミスプロ系>ナスルーラ系の印象で穴は謎のナスルーラ系が目立つ印象。

注目のカナロアとディープのサンデー×ミスプロ→アスクワンタイム

枠順傾向

馬場状態が良く時計が出るなら内枠優勢。馬場が荒れてきて外有利でタフな馬場なら外有利というわかりやすい傾向。今年は10頭立てで影響はやや低いが、今の馬場なら内に分があるだろうか。

近走の差し傾向では完全に外枠が優勢。

それより前は中枠有利→外枠有利→内枠決着となっており、年によって傾向は大きく異なる。

前走傾向

使い方の難しいデータだが過去の傾向だと小倉で馬券外しかない馬は厳しいといったところか。そもそもそんな馬いない定期。小倉で勝ってる4頭(デセオ・チュララン・ドナヴィーナス・パッシングシャワー)は注目した方がいい、くらいだろうか。

 

アメリカンペイトリオットとかいう謎の種牡馬(ビーアストニッシド「アハハ!!」)のシルフィードレーヴは新馬戦10番人気で勝利。それ以外では4番人気以上の人気だった馬は過去10年はいない。今年はセイウンデセオの4番人気が唯一穴っぽいところであとはすべて人気に応えての勝利で参戦している。

ドナヴィーナス・ワンタイムいずれも1番人気で勝利。安心して狙ってください(笑

ここまで特に有意義なデータねえな

脚質傾向

過去10年で4角2番手以内で馬券内になった馬はほとんどが人気馬。全体のおおよその傾向からは差し追い込み馬は人気薄が多いイメージ。人気馬でスタートセンスが高く前で競馬できそうな馬は評価していいし、人気薄なら後半力の高そうな馬を狙ってみたいか。

 

 

昨年の小倉2歳当日の1200m結果

徐々に差し傾向に変わっていったことがわかる。今年も前が止まらないレースが続いても9R、メインでは差し有利に変わるかもしれない。

重賞ゲッツデータ

440キロ以下=アスクワンタイム フォルテローザ

連闘馬=テイエムチュララン

1200m以外=なし

関東馬=なし

フェニックス賞組=なし

前走新馬勝利かつ非関東&非ダートかつ440キロ以上で500キロ未満、前走5番人気以上に支持されていた牝馬→→キャンシーエンゼル セイウンデセオ  

牝馬で441キロ~500キロ&関西馬&中1週以上&新馬勝ち(複勝率50%以上)

=キャンシーエンゼル セイウンデセオ

↑上とほぼ一緒のデータやんけ・・・

全頭診断

1.テイエムチュララン

リアルインパクト母父タイキシャトル

血統=父ディープ系

過去ではカシノマストがひまわり賞を1.09.1のタイムで勝利。小倉2歳Sでも同じタイムで走り3着と好走した。九州産馬は小倉での経験は毎年豊富なのでそれが今年プラスになるかタイムで比較してみる。

2016年の小倉2歳Sの小倉1200mの持ちタイム。カシノマストはメンバー中2位だった。勝ったのは40倍で桜花賞を制したレーヌミノル。持ちタイムは4位だったが上位はすべて2戦目以降のものだった。

今年は小倉を使った馬が半分しかおらず、さらに一番下のタイムとなっており、やや推す材料にはならないか。この馬に関しても前走のタイムで逃げ切りは正直評価できず。前目で受ける馬は展開待ちでなく人気の強い馬を狙うのがこのレースのセオリーなので、ここは消しとさせてもらう。いいぜ、俺の予想を超えて来いよ、九州の星よ。

評価=D

 

2.フォルテローザ

サトノアラジン 母父ティズワンダフル

血統=父ディープ系 ストームバード持ち リファール

前走小倉1200新馬戦、セイウンデセオが勝ったレースを3着。結果としては減量騎手の2頭をとらえきれず3着に終わったが、直線しっかりと伸びてはいる。すんなり内から先行できた2頭は恵まれていた印象で、能力的には勝った馬と比べてもマイナスはないと見る。銭丸印なのでとりあえず抑える。

評価=C

 

3.セイウンデセオ

ヴィクトワールピサ母父パイロ

血統=リファール

小倉1200mの牝馬限定戦を逃げて勝利。重賞で減量のメリットがない中で先行できるかは鍵になりそう。3着だったフォルテローザと比較すると枠や斤量、展開ともに恵まれた部分は多そう。ただ好走データに該当する牝馬なのでここは抑えておく。

評価=C

 

4.ドナヴィーナス

父スワーヴリチャード母父シャマルダール(ジャイアンツコーズウェイ

血統=ダンジグ持ち ストームバード持ち

小倉1200の未勝利戦を逃げて勝利。スタートのスピード力はまずまず。切れるタイプではないので粘りこめるよう脚を使わせるような競馬ができれば。内のセイウンデセオとのハナ争いになりそうだが、すんなりスタートできれば残り目も期待したい。ミルテンベルクに新馬戦こそ大きく負けたが良馬場の小倉なら逆転も。

評価=B

 

 

5.キャンシーエンゼル

父バゴ母父スカイメサ(プルピット

血統=

中京1200mの新馬戦を内枠から先行して勝利。逃げ馬を見るような形での競馬になったが直線でとらえ楽に抜け出して勝利。スタートセンスの高さはあり、ポジションとる力は高いか。中京での持ち時計は早く、血統的に好走傾向には当たらないものの、適正<能力で勝ち切りまであっても。

評価=B

 

 

6.パッシングシャワー

父イフラージ 母父フランケル

血統=ダンジグ持ち

小倉1200mの新馬戦をスタート遅れる、内枠で馬群をさばきながらの競馬。器用に立ち回って後半抜け出してから勝利。器用な立ち回りと他馬より厳しい競馬を経験したのは強みだが、スタートの悪さが今後も出るようだとレースレベルが上がると苦しいか。評価の難しい馬で積極的には狙いたくない。ここは素直に抑えで。

評価=C

 

 

7.ビッグドリーム

父ビッグドリーム 母父テイルオブエカティ

血統=ストームバード持ち

福島1200の新馬戦を外枠から好位追走で楽勝。相手関係には恵まれており、メンバー強化のここでどれくらい走れるか。前走の内容自体は評価できないが、血統的にはベストと言える舞台だと思うも、1番人気ほどの信頼は。

評価=B

 

 

 

8.メイプルギャング

父ウォーフロント母父ラーイ

血統=ダンジグ持ち

前走新潟ダート1200mの未勝利戦を番手追走で勝利。新馬戦は芝1800mだったので大幅な短縮とダート変わりだったが先行力の高さは見せている。前々での粘りこむ競馬ができれば。血統やローテーション的な部分では小倉芝1200mは面白い穴馬で期待してみたい1頭。

評価=C

 

 

9.ミルテンベルク

父モーリス 母父ディープ

血統=リファール持ちでラスト1F12.5未満を逃げ以外で勝利

ドナヴィーナスが逃げた新馬戦の阪神1200mを勝って参戦。行きたがるところを折り合いをつけての競馬。スムーズに先行できた部分は大きいが、余裕を持っての勝利でどれくらい能力があるかまだ底を見せていない感じ。ドナヴィーナスに楽勝しているところから相手関係にはある程度目途が立つし、ここは期待。

評価=A

 

10.アスクワンタイム

ロードカナロア母父ディープ

血統=カナロア産駒(逃げ以外〇)ダンジグ持ち ストームバード持ち リファール

前走は中京1200mの未勝利戦を3番手で追走し楽勝。長くいい脚を使えるタイプで小倉向きか。データ的にも血統的にも〇で、背景からも応援したい馬。ここは兄弟制覇を。

評価=S

 

評価まとめ

S=アスクワンタイム

A=ミルテンベルク

B=ドナヴィ キャンシーエンゼル ビッグドリーム

C=フォルテローザ セイウンデセオ パッシングシャワー メイプルギャング

 

買い目

S→ABで6点

 

 

 

SABのBOXで10点

 

 

 

 

S→AB→ABCの22点

 

 

B→B→SABCの19点

 

 

S→A→BCの7点

 

 

 

S→BとA→Bの6点

 

 

 

 

 

S・A→Cの12点

 

S・A→3番人気→Cの6点

 

予想本線を追加。9点

 

S→銭→ABの3点 お遊び。

結果

S→A→Bの限界突破パーフェクト予想。それでこの回収率なの?って思わなくもないが、たくさん買えるからこそこういう予想ができるとも言えなくもないというかなんといいますかね。