全体予想
なんと過去10年で8回も基本三連複でとれてしまうカチカチレース。1番人気と2番人気の安定感は高く、9年で馬券内。馬場状態にかかわらずある程度固く収まるようだ。特に日曜日に開催になってからは、皐月賞にお手馬のいないジョッキーによるレースになるが、より堅く収まっている。皐月賞前日の時は、ルメールが人気で飛んでたりやや信用にかける部分があったかも。
血統傾向
過去5年ではキングマンボ系が優勢のようだ。特にキンカメは1着2着1回ずつと芝馬の中では優勝。今年のキングマンボ系は、トゥザグローリー産駒のゲンパチルシファーのみ。
クッソわかりやすい傾向があって、2017年のように前走馬券外の馬たちできまったときは大荒れ。つまり前走勝ち負けの馬が人気して、その馬がちゃんと好走するレースがこのレース。
展開予想
逃げ・・・・・プロミストウォリア メイショウカズサ オセアダイナスティ
先行・・・・・カフジオクタゴン ゲンパチルシファー ダイメイコリーダ ケイアイパープル
差し・・・・・キタノリューオー フルデプスリーダー ヴァンヤール ゴールドハイヤー キングズソード パワーブローキング
全頭診断
1.カフジオクタゴン
モーリス産駒の4歳馬。古馬モーリスは買えば買うほど()前走9番人気のマーチSは5着と健闘。勝馬と0.3秒差なら前走好走馬という条件には該当するだろう。前走+16キロで絞れておらずここはしっかり馬体をつくっていざ、というところに阪神と内枠に強い吉田隼人に乗り替わり。先週は謎騎乗も今週は。
評価=〇
2.メイショウカズサ
エーピーインディ系のカジノドライブ産駒。プロキオンSでは人気薄ながら勝ち切って穴を開けた。近走は地方の長いところを中心につかってきたがあまり結果は出ていない。相手強化となるとここは、大きな展開の助けがあっても逃げ粘るのは難しそうだ。
評価=×
3.ゲンパチルシファー
キンカメ派のトゥザグローリー産駒。重賞勝ち馬ではあるものの、重賞OPでの実績はかなり乏しい。休み明け三走目での変わり身があるかどうか。ここも馬券内までは厳しいか。前走の結果も踏まえ、馬場が乾いた方がいいという陣営の意見もあり・・・
評価=×
4.キタノリューオー
父はマンハッタンカフェ産駒のジョーカプチーノ。前走OPを上り最速で5着にまとめた。OP2戦で10着5着とまだ力が足りない状態での重賞挑戦となるが、さすがにまだ壁はあるだろう。
評価=×
5.ダイメイコリーダ
3年間不振が続いていきなりここで走るとは・・・・。エスケンデレヤ産駒はまだOP馬は出ていない?
評価=×
エーピーインディ系マジェスティックウォリアー産駒。1年間に1回くらい重賞で勝つピンパー馬。安定感のかけらもない成績で、脚質も最近は後ろからに変わりつつある。前走中山は合わなかったのか14着大敗。阪神1800mはみやこSと同じ舞台で、っ変わり身があるか。控えて直線でもしっかり末脚を伸ばせれば。
評価=〇
7.ケイアイパープル
データ的に〇です。名古屋大賞典からの参戦で1、2だった2019年は雨で稍重。アナザートゥルースのように中穴で勝ち切りまであるんじゃないか。エーピーインディ系のパイロでこのレースではシニスターミニスター産駒のテイオーケインズ以外好走例があまりないが・・・ただ、エーピーインディ系はボールドルーラー譲りのスピードが特徴でスピードが出る馬場状態や非根幹距離を得意としているのでなんとかなるでしょう。(雑
評価=〇
8.フルデプスリーダー
米国ノーザンダンサー系のストームバード系、ヘニーヒューズ産駒。同産駒では2015年にアジアエクスプレスが2着。札幌のエルムSではいつも以上に乾いた馬場で捲って穴を空けたように実績面を見ると時計のかかる馬場に強いタイプ。ヘニーヒューズらしくローカル1800mぐらいが限界距離だろう。2000m以上の経験もなく、やや距離的にも怪しい部分があり・・
評価=×
9.ヴァンヤール
父タートルボウルはフランス調教場のマイラーで、産駒も芝馬が多い。母がダート馬の影響かデビューから一貫してダートを使ってきた。OP入りして着実に成長。まだ勝ちこそないものの、重賞でも十分好走圏内にはあるか。
評価=〇
10.ゴールドハイヤー
ヘニーヒューズ産駒。伏竜S1番人気3着と3歳時からダート戦線で活躍。昇級2戦目で初重賞となった。少しずつOPやリステッドで揉まれながら成長していければという状態か。
評価=×
11.キングズソード
シニスターミニスター産駒で母父キングヘイロー。上りの脚が使えるタイプで前走は内をベタベタ走り、直線逃げた馬をギリギリ差し切り。ある程度時計が出る馬場の方が実績的に向いているようだ。昇級初戦で重賞挑戦となった。基本こういうケースは買わない方がいいのがダートの鉄則ではあるが・・?
評価=△
12.プロミストウォリア
エーピーインディ系マジェスティックウォリアー産駒。7戦5勝で現在4連勝中。ここも抜けた1番人気。現在の馬場状態が合うかどうか、という点が重要。それ以外はこのメンバーでなら不安もなく・・
評価=〇
13.ロードブレス
ダノンバラード産駒で、長期休養明けでの出走。2021年のアンタレスSでは6番人気3着。58キロを背負って強い競馬を見せた。地力は高いが、人気にならない地味強馬の代表格のような成績。位置取りは後ろからのタイプで、不良になると若干つらいか。
評価=△
14.オセアダイナスティ
OP入りして3戦、逃げて惨敗、出遅れてそのままといいところがない。不良馬場で前がまったく止まらない展開になれば・・でもプロミストウォリアがいるし無理かな
評価=×
15.パワーブローキング
ダンジグ系アメリカンペイトリオット産駒。昇級初戦が重賞でかつはじめての阪神、大外枠で乗り替わり。うーんどうだろう。前走も5番人気ながら中山×デ台×不良馬場で持ってきた感。不良馬場ならMデ台のパワーが欲しいか・・
評価=×
まとめ
〇=カフジオクタゴン サンライズホープ ケイアイパープル ヴァンヤール プロミストウォリア
△=ロードブレス キングズソード
買い目
上の馬ニコニコ三連複16点各200円
結果
人気入れかわっててたまげた。プロミストウォリア強すぎワロタ。3連複3番人気でも当たればプラスなので、やっぱりこの買い方よ。