1/14(土) 愛知杯 予想と結果

 

1/14(土)愛知杯予想オッズ

中京競馬場の基本知識

短距離レースは前半下りスタートで前傾ラップになりやすく、直線の登りで先行勢が壊滅しやすい傾向がある。2000mなど距離が延びるとスタート位置が登りスタートになるためペースが緩やかになりやすい。また4コーナーがスパイラルカーブになっているため、外を回すと大きく振られてしまうため、内々を通るほうが有利・・かと思いきや、振られる分、馬群がバラけやすいので、差し追い込み有利なことも・・。トータルやや差し追い込みに有利な競馬場というイメージでいいのかもしれない。。まあ中山阪神のマイルのごちゃつきを想像するとだいぶスペースに余裕が感じられるのはわかる。

2019プロキオンS予想☆スパイラルカーブを制す馬は~-【直江&キースの競馬予想】

 

 

愛知杯過去のおおまかな傾向(過去2年)

2021年

驚異の差し決着。ナルハヤディアンドルタガノアスワドの3頭逃げたい馬がいたため、ハナ争いで流れた結果1000m通過57.9のハイペース。外差しやや有利のコンディションの中、4コーナーから外目で上がっていったマジックキャッスルが内から抜けたランブリングアレーを交わして優勝。最後方から競馬を進めたウラヌスチャーム、アブレイズ、サトノダムゼルが上記の外差し傾向の馬場を生かして掲示板に飛び込んだ。1番人気のセンテュリオはここまで差し競馬でオールカマー制覇・エリ女掲示板と右周りで実績あったが、左周りと馬体重がひびいたか惨敗、このレースで引退となった。

 

2022年

1着2着4着が差し、2着が先行で5着が逃げ。トラックバイアスを調べると、内有利だが外も伸びている、外有利など様々。まあ割とフラットと考えていいか?展開面に関して、各馬見ても、逃げを主体にしている馬は皆無。そもそも逃げた回数すら1回2回程度ある馬しかおらず、どの馬が逃げるかはっきりしない。ゆえに前半はゆったりとしたペースになると予想できるが、案の定アイコンテーラーが逃げる形となり1000m1分2秒となった。スローだが、リードがなかった分、やや決めて勝負になったかと思われ、重斤量で先行した馬はやや苦しかったか?瞬発力や坂を登れるパワー、軽斤量などが着順に影響したレースと思われる。

松岡正海騎手(ラヴユーライヴ=12着)「出遅れました。(ペースが)遅くなると思って、4~5番手につけたかったんですが…。最後は脚を余してしまいました」

 

展開予想

逃げ馬

アイコンテーラー・ビジン

 

先行

アートハウス・アンドヴァラナウト・マリアエレーナ・リアアメリ

 

差し

アブレイズ・エリカヴィータ・サトノセシル・サンテローズ・ルージュエヴァイユ

 

追い込み

フィオリキアリ・ホウオウイクセル・ラヴユーライヴ・ルビーカサブランカ

 

 

 

 

 

全頭診断

3番 アートハウス 川田 55

ローズS勝馬三銃士の1馬。想定1番人気。典型的トライアル馬と揶揄。トライアルでは先行して押し切る横綱相撲も、本番のみんなが勝ちに来る流れでは他馬に刺されて掲示板に乗るのがやっと。ここも先行して押し切れる流れになれば好走も期待できるが、昨年アンドヴァラナウトが同じローテで参戦、やはり1番人気&先行してぶっ飛び。ロベルト系で重馬場にも対応できそうな血統ではあるが、経験がない分割引で、買いたい要素に乏しい。

 

 

2番 マリアエレーナ 松山 56.5

昨年は軽ハンデの恩恵もあり先行勢の中で唯一の馬券内。天皇賞でも穴人気したが、不利もあり7着に終わる。ここでも1番人気か2番人気は固く、おそらく一番馬券内として信用されると予想。ゆえに取捨選択が一番重要になる馬。重馬場も経験あり、中京実績も悪くない、展開も向きそう、となると・・松山の不調くらいか・・。

 

 

8番アンドヴァラナウト イーガン 56

ローズS勝ち馬三銃士の1馬。世代戦までは安定した走りを続けていたが、昨年古馬混同戦では着順を大きくする負けが3回。昨年愛知杯では人気を背負って大敗。+16で休み明けが響いたとされているが・・。今回は弟のクファシルをぶっ飛ばしたイーガン。プレージュリフトは積極的な位置取りが功を奏したがどう乗るか。ある程度は前に出していき、馬場のいいところを通す競馬になりそう。人気もそこまでないなら紐には入れたいか。重馬場に関してエリ女ではいいところなかったが、そこまでの馬場にならない想定。しかしながら、良馬場の方が向きそうなところは気になる。

 

11番 ルージュエヴァイユ 戸崎 54

条件戦絶対勝つマン。中京実績、重馬場実績なし。重賞では後方から脚は使っているが届かずといった内容。しかし、終いの脚はかならず使えている部分はこのレースにマッチしている。今回も馬場状態がそこまで悪くならず、馬の状態さえ良ければ勝ち負けあであるとは思うが・・。

 

 

10番 ルビーカサブランカ 武 55

前走、また去年の実績からも冬に好走するタイプ。人気も現状5番人気で実績的にはあまり文句ないが、出負けして届かないような位置取りになるパターンもある。直近では内枠での好結果が多く、前走はショウガが内枠を生かして早めに出していく競馬がハマったように見える。末脚もさすがに斤量や年齢的に他馬に一歩劣るか・・。

 

5番 エリカヴィータ 岩田望 54

・4/24 フローラS(GII・東京・芝2000m) 好位から伸びたエリカヴィータがパーソナルハイの逃げをゴール直前でとらえました。通算成績は3戦2勝。前走のフェアリーS(GIII)は10着と敗れたのですが、出遅れて外を回らされた上に、4コーナーで大きな不利を受けるという散々なレースでした。今回はそれ以来の実戦。セレクトセール1歳で1億7000万円(税抜)の高値が付いた良血馬だけあって、非凡な資質を披露しました。母マルシアーノはダートで3勝。種牡馬として活躍しているキンシャサノキセキ(高松宮記念2回など短距離重賞7勝)の全妹です。本馬を含めてこれまでにデビューした2頭はいずれも勝ち上がっており、年齢的にもまだ若いので、これからファミリーの枝葉を大きく伸ばしていきそうです。栗山求コラムより

東京2000mを勝っているので、距離適性は問題ない。2400mは長く1600mは忙しかった。秋華賞も後方待機で展開が向かず、着差もそれほど大きくなく、アートハウス以下を逆転は可能か。フローラSは雨でやや重たい馬場になったところを先行して勝ち切っているので、今回のやや重たくなりそうな中京にはマッチしてくるのではないか。スタート決めて先行できればやれそう。オッズ的にも妙味あるし本命候補の一頭。

 

1番 サトノセシル ルメール 55

サドラーズウェルズ系の欧州血統で、ローカル重賞ではタフさを武器に粘りこむ走りをするもワンパンチ足りないタイプ。東京準オープンでは好走もあるも、直線競馬では2000mはやや長いか。時計がかかる馬場になれば評価は上げたい。

 

14番 リアアメリア 和田 55

恐らくここか次走あたりがラストランになりそう。アルテミスSを勝利した時は、世代の代表かと目されたが、仕上がりの早さだけだったか。それでもローズSを勝っているのは能力の高さの現れ。近走では13番人気ながら4着に粘ったマーメイドSなど、なんとか出していきたいが、出遅れ率があまりにも高く・・。さすがにディープ産駒なので軽視は禁物だが、さすがに苦戦必至か。

 

13番 アイコンテーラー 菱田 53

昨年は51キロの軽斤量を生かして逃げを打ち、スローペースにも恵まれた5着。前走はプログノーシスの追撃を交わしての3着。展開のカギを握る1頭で、ビジンがせりかけてきた場合どちらがハナに立つかが序盤のポイントとなる。ビジンが主張するなら行かせて番手での競馬となるか。ビジンが久々の芝で行き脚が付かない場合はこの馬が逃げる展開になると予想。昨年同様にスローペースで展開になると、前走同様粘りこめるチャンスあり。

 

15番 アブレイズ 荻野 56

いつ、どこで走るかわからない。そんな魅力を持つ馬。昨年はG1以外の重賞4回中3回掲示板に乗るなど、人気以上に走る馬。なぜか1番人気に推された福島牝馬では無事凡走するなど、穴党を魅了する。56キロは中々見込まれてるし、2000mは決してベストな舞台と言えなさそうだがマリアエレーナに0.1秒差だった天皇賞を含め、近走のタイム指数的には実力上位。激走を期待したい。

 

6番 ホウオウイクセル 丸田 55

前走は完全に外差し馬場になり、外ラチ付近まで出して行っての2着。スタートもあまりよくなく、おそらく後方での位置取りで、後ろからの競馬になる。伸びるところを通って差していきたいが、上がり勝負になるとメンバー的にやや足らないか。

 

9番 サンテローズ 福永 54

重賞実績がない馬がこのオッズ?買えるわけないだろいい加減にしろ。良馬場の方が走りそうな実績で鞍上で過剰人気してそうなのでここま買えない。走られたら仕方がない。

 

12番 フィオリキアリ 鮫島 53

重賞3走使って掲示板まであと少し足りない。常に差し損ねている状態。ローカルを使っており、直線が長い中京なら上手くはまって差し届くか。人気を落としている差し馬はやはり注意したいし、人気もなく、斤量に恵まれてる今が買い時か。

 

4番 ビジン 酒井 50

ハンデ戦酒井学ジョッキーと言えばメイケイダイハードなどトンデモない馬を持ってくることで有名。

酒井騎手曰く、軽ハンデの恩恵は良馬場よりも、馬場が悪化すればするほど恩恵が如実に出るそうです。今回も雨の影響で重めの馬場が登場すれば、この斤量を生かした競馬をしてくれるジョッキーなわけです。そらあ穴人気もするわな。まあ結局最低人気かブービーにはなりそうなので、雨がいっぱい降ったら買い目に入れるといいかものう。
血統的にもキズナ好材料で一世一代の大激走のチャンスでありんす

 

7番 ラヴユーライヴ 坂井 53

リアルスティール・ラヴズオンリーユーの全妹。じゃあ走るにきまってるだろ。え?最低人気?買ええええええ(脳死

前走→ダートなのでノーカン

世界の矢作厩舎→買うしかないじゃん

昨年の愛知杯ではスローの展開も出負けして位置取りを悪くした結果脚を余した。OPクラスでも現在障害転向中のショウナンバルディ(これまじ?)に先着するなど見どころのある3着(うーんこの)正直、手が出ないっすね・・・。

 

 

愛知杯 予想

 

◎ エリカヴィータ

〇アブレイズ

▲フィオリキアリ

☆マリアエレーナ

△ビジン

△ルビーカサブランカ

△アイコンテーラー

注アンドヴァラナウト

 

買い目

本命から印に三連複ながし

本命対抗単穴ワイド馬連ボックス

本命単勝

本命単穴の枠連

f:id:sosowsp:20230114123157p:image

 

 

結果

アブレイズが逃げるとは思いませんでした。こんなに前残り馬場になってたの??知らないです。というかそのトラックバイアスだとしても、アートハウスに手が伸びてないので完敗!!!!