4/22(土) 福島牝馬S 予想と結果


全体予想

いつもの三連複では3回しか当たらない、貫禄の波乱レース。1番人気2番人気が9年連続負け。ただどちらも飛んだのは3回。

2番人気複勝率20%、8番人気以下は30頭中9頭が馬券内に。

広げても当たらないものは当たらない。ここはじっくり予想して、馬を絞って当たればラッキー程度に挑む心構えで。

 

血統傾向

非サンデー系で勝馬候補になりそうなのは、ストーリア(リオンディーズ)が筆頭か。有力馬はサンデー系が多く、そのあたりが走らなければ今年も無事大荒れもあり得る。ルーラーシップ産駒はビックリボン・ホウオウイクセルがいる。



前走傾向

中山牝馬3着以内はストーリアのみ。10着以内だとウインピクシス・クリノプレミアム・スライリーが該当。

過去10年で前走10番人気以下勝率60%????????何が起きているんだ。今年の該当馬はエリカヴィータ1頭のみ。当確でございます、か?フロックされそうな前走人気薄で好走した馬をまとめてみると・・ストーリアしかいなかった模様。前走3着以内の馬が10年で毎年最低でも1頭は入っている。3着以内馬はジネストラ・ストーリア・ビックリボンのみ。やはり軸の1頭はストーリアになるだろう。

特集 ヤベー人気薄詳細

2021年 サンクテュエール ルメールでクラシック三冠皆勤素質馬。ターコイズSで大敗して10番人気と評価を落としたが、3着に好走。杉原Jに乗り替わったのも人気を下げた要因だろう。

 

2020年 リープフラウミルヒ 3勝クラス5戦勝ち切れず3着が最高。13番人気も丹内が気合で2着に持ってきたがこれ以降馬券になることはなかった。

 

2020年 ランドネ 元々クラシックを走った逃げ先行馬で、愛知杯で馬券になっていこう直近6レース連続で重賞で凡走。限界まで人気を落として迎えた引退レース15番人気3着に逃げ粘った。

 

2016年 マコトブリジャール 人気になると走らない、人気薄で穴をあける、そんな馬生。新馬9番人気で勝ち。秋華賞に出走後、OP入り。それ以降OPでは3着が限界で、重賞では4着が最高。前走愛知杯では17番人気で18着と完全に終わった感。15番人気で迎えたレースはテン乗り北村友一が先行して粘らせて見事勝利。引退レースとなった次走のクイーンCもフロック視で9番人気だったがここも制し、有終の美を飾った。

 

こうやって見ると、元々素質馬で近走不振だったケースが目立つ。ただリープフラウミルヒのように凡走が続く条件馬などは拾うのが難しいだろう。今年もクラシック出走馬がそれなりにいるので、全頭診断でチェックしておきたい。



展開予想

逃げ・・・・・ウインピクシス

先行・・・・・

差し・・・・

追い込み・・・

全頭診断

ウインピクシス

先週もなんか走りまくってたイメージのゴールドシップ産駒。前走初重賞もスタートで出遅れかつ大外枠で8着。同コースで2勝と適正は申し分なく、逃げ馬の成績も比較的いいレースなので文句なく。

評価=〇

 

エイシンチラー

リアルインパクト産駒はモズメイメイとラウダシオン(定期)中山牝馬10着以下に該当し、ここは人気を落としそう。前走は全然走らなかったが、何かしらあったのかもしれない。OPでは馬券内までもうワンパンチ足りないタイプでここは大きな前進材料がないと買いづらい。55キロも背負いなれていない分不安も。ただショウナンマグマと差のない競馬している点など能力自体はあるだけに穴をあける可能性も。

評価=△

 

エリカヴィータ

重賞勝ち馬のため斤量57キロはさすがに背負いすぎだろう。近走は中々きっかけがつかめない状態にある。フローラSを勝ったように大箱で先行する競馬ができればと感じる。さすがにここで狙うのは厳しいだろう。オカルトデータでは毎年ほぼ必ず前走二桁人気の馬が馬券内にきており、今回該当馬はエリカヴィータのみ。先週8番人気で穴をあけた富田Jは福島を得意としている印象で、ここは大穴候補として抑えるのも面白い。

評価=×→△

 

カヨウネンカ

怒りの連闘?まじで出てくるんですかね・・?先週福島で暴れたゴールドシップ産駒の1頭。使えるうちに使っとけスタイルなのか、ミルファームの出走賞金回収のため出陣か。お抱えの杉原に乗り替わり。先週のように時計がかかる馬場になれば若干の余地はあるか・・?

評価=×

 

クリノプレミアム

人気してるけどもう結構きつい感じはある。使いづめもあり前走は早仕掛けで完全に自爆負け。今回ヨシトミに乗り替わりで上手く折り合いがつくようであれば勝負になるが・・・

評価=△

 

ジネストラ

アネモネSはアナザーリリックの2着で出た桜花賞は11着。以降自己条件を好走しながら勝ち進めた。安定感のある走りだが、勝ち上がるまでクラス慣れが必要なタイプとなると、昇級初戦のここは掲示板スタートが妥当だが、3着ならあるかも・・そんな印象。カナロア産駒はあまり福島牝馬に相性が良くないかつ、1800mも初となると不安は大きい。人気になりそうだが、結構疑ってかかりたい。

評価=×

 

ステラリア

長期休養明けからの復帰初戦。キズナ産駒で、重賞を中心に使われてきたが、福島、小回りの中山での実績がなく、コース適正は不明。非根幹距離が得意なキズナ産駒かつ母父モチベーターはタフな馬場はそれなりに適性がありそう。状態面次第では注目したい1頭。

評価=△

 

ストーリア

リオンディーズ産駒。母父ナスルーラは昨年勝ったアナザーリリックと同じ配合で、前走の好走からもここでは人気候補筆頭。前走の内容も、やや早めに抜け出したせいで勝馬に差されての2着とまだまだ伸びる余地があるようにみえる。懸念されているのは斤量55キロ以上になると好走できていない点。ここをクリアできるかどうかで、この馬が重賞で勝負していけるかが決まるが・・。

評価=△

 

ストゥーティ

3勝クラスでの大敗が続いている状態。正直こんな馬がくるわけないだろう、というのが正直な感想だろ。ただクラシック出走経験がある素質馬で、3勝クラスで何かの理由を抱えて大敗が続く馬がなぜか飛んでくるのもこのレースの醍醐味と言える。ただワイには買えない・・

評価=×

 

スライリー

そろそろくるんじゃないか?そんな日々があのフローラSからいくつ流れたことだろう。そしてついに今回こそは・・。そんな期待をまーた受けちゃうのが今回のレースだろう。ステイゴールド系が好走できる馬場状態が今週も続くか?穴の丹内が持ってくるか?なんだかちょっと買いたくなるような要素をチラホラそなえている、スライリーってそんな馬なんだよね。そして引退するまで馬券になることもないような気もするのがスライリー。実際のところ中山牝馬ではそこそこの走りで、やはりスタートをしっかり決めてある程度前で受けれるかどうかが重要か。となるとやはり内枠を引きたいが。

評価=△

 

ニシノラブウインク

3勝クラスを勝ってない格上挑戦くるレースですが、くるのは10年に1頭で、多分この馬じゃありません。古馬エピファネイアとツボと株は買ってはいけない

評価=×

 

パーソナルハイ

ディープインパクト産駒で、昨年フローラC2着。この時期に走る説、ディープインパクト予想よりふつうにこのレース走るやん説、ブリンカーつけて変わり身ある説、なんだかんだ好きな馬、ですが格上挑戦であること、近走の不振ぶりからもさすがに・・

評価=×

 

ビックリボン

でましたルーパクト(おはガンマ)3勝クラスまで常に人気を背負って好走。前走初OPも馬券内に好走と、ある程度すぐ上のクラスで通用している点は器はジネストラより上と思える。まあ買うからいいよね。

評価=〇

 

ホウオウイクセル

ソダシ世代のフラワーC勝馬。重賞2着と合わせてOP入りしているが、その後は馬券内1回とまあアブレイズと同じくらいにはやれてるかもしれない。牝馬限定とはいえOPで2着の実績はメンバーの中では上位、前走も馬場もあまり合わなかった。今回人気もなく、ディアンドルと同じ配合となれば、抑えておきたい1頭ではある。

評価=△

 

ホウオウエミーズ

エリザベス女王杯のように、タフな差し競馬になると台頭してくるタイプ。昨年は0.3秒差の6着、前走は牡牝混合で5着と好走している中で、あまり人気をしていないのなら抑えるべきだと思う。

評価=△

 

ミスニューヨーク

年齢的に上積みは中々考えづらいが、牝馬限定重賞ならまだ出番があるか。展開的に差し馬有利になればチャンスも、という形だが鞍上がどう上手く乗れるかが課題。斤量も56キロも不安材料。

評価=×

 

 

買い目

とりあえず脳死1~6。でもこれで決まるレースじゃないから、追加で

たしか3番人気4番人気から組んだが、2列目3列目よく覚えてない

 

 

結果

ステラリア

長期休養明けからの復帰初戦。キズナ産駒で、重賞を中心に使われてきたが、福島、小回りの中山での実績がなく、コース適正は不明。非根幹距離が得意なキズナ産駒かつ母父モチベーターはタフな馬場はそれなりに適性がありそう。状態面次第では注目したい1頭。

評価=△

調教よく動いてたから休み明けでも走りそうだとは思ったが結局馬券にできなかったのは反省点。やはり時間がないと中々上手く馬券を組むのが難しい。今週は忙しかったからしゃーない。日曜は頑張ろう。