全体予想
ダート重賞らしく極端に荒れることは多くないが、意外と1番人気がすんなりと勝つことは少ない傾向にある。
基本的に札幌巧者が強く、直線の短さゆえに当然前につけれる&捲りが効く馬でないと厳しい。
ハーパー成功率は80%で10番以上は11番人気が1回。基本はハーパー流しで相手を3番人気~10番人気で取捨するのが良さそう。まあフルゲ15頭だし結果5頭しか切れてないか。
今回7歳馬3頭はいずれも人気薄想定で当然買いづらいが・・。
勝馬候補 6歳以下&前走4角6番手以内&OP連対
セキフウ ペプチドナイル タイセイサムソン ルコルセール
もうこの4頭の馬連ワイド3連複BOXでいいんじゃないか?(脳死)
血統傾向
土日が雨予報で重馬場開催の可能性も高い。
前走から短縮でノーザンかミスプロ系=ゲンパチルシファー(キンカメ系)
前走1番人気でノーザンかミスプロ系=ペプチドナイル ワールドタキオン
ヘニーヒューズ=セキフウ
ダノンバラード=ロードブレス
馬券内にきた馬と同じ父を持つ馬は今回少ない。ロードブレスは2年前の3着馬。昨年ワンツーのヘニーヒューズ産駒のセキフウは人気にもなるが、気にはなる。
枠順傾向
内枠と8枠の成績がイマイチ。特に1枠(1番のみ)は過去10年だと10頭とも全滅で今年は人気馬が入るとどうなるか。ただそれ以前は好走率はまずまず高い。ジンクス破りの年発動か。
前走傾向
マイナス 前走4角7番手以下の馬
シルトプレ(7番手)ファルコニア(8番手)ロードブレス(7番手)
マイナス 2023年でJRA3着以内のない馬
カフジオクタゴン シルトプレ ファルコニア ペイシャエス ベレヌス ロードブレス
前走3着以内馬=セキフウ タイセイサムソン ペプチドナイル ルコルセール ワールドタキオン
脚質傾向
重賞ゲッツデータ
距離延長馬(非プロキオン)=タイセイサムソン ベレヌス ワールドタキオン
全頭診断
1.ペイシャエス(牡4 菅原明59)
ダートは芝以上に格が求められるとすればこの馬が一番だろう。過去10年1枠はきてないものの、それ以前は来ていることは記載しており、ここはジンクス突破もあるか。このオッズなら買いたいと思える1頭。評価=△
2.ファルコニア(牡6 はやと58)
父ディープ母父ホークウイング(父ウッドマン)
斤量改定で平気で58キロを背負わされるディープインパクト産駒だらけに。前走は展開向かずの8着もここで前進する要素は・・。評価=×
3.ペプチドナイル(牡5 富田57)
父キンカメ母父マンハッタンカフェ
富田暁重賞初制覇と北海道3冠なるか・・。ここがメイチで状態はよく、前も有利で不安要素は同型の馬が競りかけると楽には逃げれないところか。大沼Sではそういう競馬でも勝ってるし、重賞で同じ競馬ができても・・。ここはシンプルにこの馬から。評価=◎
4.ワールドタキオン(牡5 あらた57)
レアケースの昇級初戦通用は完全に捨てて勝負でいいと思う。ダート重賞でそうポンポンとプロミストウォリアーみたいな馬は出ないと・・評価=×
父オルフェ母父ボリクリ
ダート替わりのオルフェは買い(ただし重賞は除く)休養明けはともかく、58キロで初ダートとなると・・。好走した東京芝重賞は相手も骨っぽいのがあんまりおらず(シャフリヤール「ん?」)府中専用マシーン感も。さすがに軽視したい。評価=×
6.セキフウ(牡4 武57)
大沼S59キロで2着は立派。マリーンSで3着と結果を出して参戦。ダート馬のレベルの高い4歳世代でも上位の成績を残している。問題は北海道ダート3冠と呼ばれているこのローテーションで達成した馬がいない点で、かなり間隔がキツイ。ただ他にマイナス要素もなく軸馬候補の1頭だろう。評価=〇
7.ロードブレス(牡7 タケシ58)
適正の高さは重賞の舞台で証明済。後ろからになるところが不安な面であるが、展開がハマればチャンスは十分。ここは抑えておく。評価=△
8.ロッシュローブ(牡6 浜中57)
浜中Jは怖さを感じるが、マリーンS凡走組はデータ的に・・。評価=×
9.シルトプレ(牡4 石川倭57)
前走は芝OPで軽い調整程度か。さすがに中央ダート重賞は敷居が高いだろう。評価=×
10.カフジオクタゴン(牡4 池添58)
父モーリス母父メジロベイリー(父サンデー)
重賞ではレパードS以降掲示板が精いっぱい。地方重賞の結果からも、重賞で好走する馬とはどうしても1枚劣るといった印象。ここでの上澄みに期待できるような背景も薄く狙いづらい。平安Sが前走組は好走率高いとはいえ、近10年で結果出した馬は、古馬重賞勝ち馬や馬券経験あった馬だけにどうか。58キロも重そう。レパードSのホーは神騎乗だったろうから、骨折が痛い。結論メンバー的に考えると、重賞掲示板はここでは格上、抑えておいて損なし。評価=△
11.タイセイサムソン(牡5 かずお57)
父メイショウサムソン母父バゴ
ダート重賞過去出走1回で9着のメイショウサムソン。血統見てもなんでダートは走ってるんだ?と思う。前走は東京マイルのOPを逃げて圧勝。時計の出る重馬場はプラスに働くだろう。今回1番人気想定のペプチドナイルと脚質がかぶる点と、コーナー4つの札幌が果たしてどうでるか?メイショウサムソン産駒をダート重賞で人気で買っていいのか?評価=△
12.ルコルセール(牡5 サメカツ57)
父ロードカナロア母父サンデー
マリーンS好走馬は買え(脳死)とりあえず抑えて損はない。評価=△
13.アシャカトブ(牡7 丹内57)
近4走の内容を見ても、凡走したのは左回りの武蔵野Sでレーン騎乗時のみ。あとは安定して走れている。ウィリアムバローズ・ウシュバテソーロにも勝っており、不良馬場にも対応。前走プラス16キロで58キロでここは上澄みがあるだろう。買い要素満載で、メンバー的におそらく5番人気くらいまでなっちゃいそうだが、それでも抑えておくべきだろう。ただ重賞では6戦で馬券内なし。重賞では足りないタイプの可能性も・・。状態面の良さを加味して。評価=△
14.ベレヌス(牡6 西村57)
元々ダートを走っていたので適正はありそう。ただ近走の内容からここで一辺までは。評価=×
まとめ
◎=ペプチドナイル
〇=セキフウ
△=ペイシャエス ロードブレス カフジオクタゴン タイセイサムソン ルコルセール アシャカトブ
買い目
本線なので200円
結果
昇級即好走&浜中やっぱ来たか・・。ハーパーで組んでもとれてなさそうなのでしゃーなし。難しいレースだった。